第2回 「男英語の話」

話題提供者

沼田英治(人と社会の未来研究院 特定教授/京都大学名誉教授)

参加者

3名
[内訳]
3回生3名(いずれも理学)*うち1名は留学生

談議メモ

昭和40年代当時の高等学校教育におけるジェンダーの問題(教育の機会均等)を中心に取り上げた使用テキストをベースに、話題は大学の専門性にまで及び、国際比較も含めた活発な議論が繰り広げられました。

使用テキストに、当時の男子が家庭科を履修しない代わりに素晴らしいテキストで英語を学ぶ機会を得たことで「間違いなく男子が得をしていたと今では思っている」と記載された箇所について、参加者から、「男子も家庭科を履修していたら、もっと得をしたと思ったかもしれない」という鋭い指摘も。現代の日本でも大きな課題であり続けているジェンダー問題について、教育の現場から実際的に考えうる機会となりました。

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