「立ち止まって、考える」文化人類学・動作解析

講義概要

これまで本講義の担当者は、アフリカと日本において、ダンスや民俗芸能などの芸能を対象とした研究を継続してきた。研究では、演者による技術習得、状況に応じた演技の変化、技術の伝承などに着目してきた。さらに、調査手法としてモーションキャプチャや視線計測装置などを用いることにより、演者による実践をデジタルデータとして記録・分析した上で、フィールドワークでの結果と突き合わせて検討することも試みている。

 本講義では「無形文化遺産の継承」という社会の課題について、地域文化の重要性や後継者問題といった従来の言説のみに沿うのではなく、動作分析から見えてきた無形文化遺産の意義と可能性について考察したい。

講義詳細(全1回)

「芸能の記録・分析から見えてきたこと-『一期一会』を記録することの意義と可能性」(全1回)

講師:相原 進(アジア・アフリカ地域研究研究科 / 特定研究員)
日時:2024年2月11日(日)14:00~15:00

講義紹介

講義リンク

講義はYouTube上でオンライン配信され、アーカイブにて終了後もご覧いただけます。

「芸能の記録・分析から見えてきたこと-『一期一会』を記録することの意義と可能性」