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広井良典教授が地球システム・倫理学会第20回学術大会シンポジウムで報告を行いました(2024年11月20日)
2024.11.27
広井良典教授が地球システム・倫理学会第20回学術大会シンポジウムで報告を行いました(2024年11月20日)
地球システム・倫理学会は、地球生命システムの調和と共生のための総合的かつ学際的で行動的な研究・教育および交流・啓発活動を行なうために2006年に設立された学会で、広井教授は理事の一人です。 今回の大会は「人と地球の危機的状況を脱するために――進化と文明の来し方と行く末を考える」をテーマとし、総合地球環境学研究所で開催されました。
午前中の自由論題発表に続く午後の部では、まず山極寿一氏(総合地球環境学研究所所長)が「人類の進化と文明のミスマッチ」と題する基調講演を行い、それに続くシンポジ
ウムでは近藤誠一氏(地球システム・倫理学会会長)をモデレーターとし、中村桂子氏(JT生命誌研究館名誉館長)、福岡伸一氏(青山学院大学教授)、河瀬直美氏(映画監督)、広井教授、ハイン・マレー氏(京都府立大学教授)がそれぞれ報告を行い、服部英二氏(地球システム・倫理学会前会長)、佐々木瑞枝氏(同常任理事)のコメントを受けて、会場を交えた活発なディスカッションがなされました。広井教授の報告は「新たな「定常型文明」の可能性と地球倫理」と題する内容のものでした。