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広井良典教授が第81回日本公衆衛生学会総会で特別講演を行いました(10月7日)。
2022.10.24
広井良典教授が第81回日本公衆衛生学会総会で特別講演を行いました(10月7日、YCC県民文化ホール、山梨県甲府市)。
今回の総会は「公衆衛生イノベーションー原点確認、変革促進」をテーマとし、科学技術イノベーションを取り入れた斬新的視点と手法を用いた公衆衛生活動の変革を通じて、昨今の健康危機を乗り越えることを基本的な趣旨としています(学会長・山縣然太郎山梨大学教授)。
学会は10月7-9日の3日間にわたって行われ、広井教授は第一日目に特別講演4として「人口減少社会のデザイン――AIを活用した未来シミュレーションを視野に」と題する講演を行いました(座長:今中雄一京都大学大学院医学研究科教授)。講演において広井教授は、新型コロナパンデミックなど人獣共通感染症増加の背景に森林減少など生態系の劣化が関与している点の指摘から始め、「1.未来の構想①:AIを活用した持続可能な日本の未来に向けた政策提言、2.未来の構想②:人類史における拡大・成長と定常化、3.人口減少社会の意味、4.人口減少・超高齢化時代のコミュニティとまちづくり、5.「有限性」と死生観」の話題について述べました。
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