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広井良典教授の論考が京都新聞(4月18日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。
2022.04.20
広井良典教授の論考が京都新聞(4月18日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。
タイトルは「パラダイムと「真理」」で、トマス・クーンのいわゆるパラダイム論をめぐる科学史での議論や、宇宙物理学者ホーキングが晩年唱えた「モデル依存実在論」などに言及しつつ、人間は生存に必要な“世界の断面”を切り取って認識しており、世界のありようは“見る側”の視点に依存していることを指摘しながら、しかしそうした点を踏まえた上でのひと回り大きな「真理」があることを論じ、安易な「ポスト・トゥルース」論に向かうことの問題性を述べる内容になっています。
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