お知らせ
広井良典教授が進めてきた「商店街の復権――歩いて楽しめるコミュニティ空間」プロジェクトのセミナーを開催します(2024年7月29日)
2024.06.30
広井良典教授が進めてきた「商店街の復権――歩いて楽しめるコミュニティ空間」プロジェクトのセミナーが開催されます(7月29日(月)17-19時、京都大学東京オフィス)。
いま日本の各地を訪れると、地方都市の中心部の多くは“シャッター通り”となっており、東京近辺のような大都市圏においてすら、一部の地域ではそうした状況が生じるに至っています。
一方、以上とは逆の新たな動きも見え始めています。たとえば若い世代がカフェやコワーキングスペースなど「コミュニティの拠点」として商店街に関心を向ける流れ。人がゆったりと時間をすごし、またそこで様々なコミュニケーションや創発が生まれるコミュニティ空間としての「ウォーカブル・シティ」を求める動きも各地で“百花繚乱”のように起こりつつあります。
本セミナーは、本年2月に刊行された広井良典編『商店街の復権――歩いて楽しめるコミュニティ空間』(ちくま新書)を踏まえつつ、商店街のもつ新たな意味や価値に注目し、幅広い角度からこれからの時代における商店街ないし中心市街地のありよう、そして再生に向けたステップを提案するものです。
●プログラム
・商店街の復権――コモンズとしての中心市街地再生に向けて 広井良典
・エリアリノベーションと商店街の可能性 千葉敬介 東京R不動産マネージャー
・無印良品の商店街における取組 工藤浩樹 ㈱良品計画ソーシャルグッド事業部 エリアマネジメント事業担当リーダー
・シャッター通りと耕作放棄地――未利用ストックの活用と効果
加藤猛 京都大学日立京大ラボ特定准教授
・各地の事例からの示唆と展望小池哲司 ㈱ダイナックス都市環境研究所主任研究員
●申し込みは以下のサイトよりお願いいたします。