広井良典教授が進めてきた「鎮守の森コミュニティ・プロジェクト」に関するセミナー（鎮守の森コミュニティセミナー2024）が開催されます（2月29日（木）17－19時、京都アカデミアフォーラムin丸の内）。
　日本全国には神社、お寺がそれぞれ約8万か所存在しますが、そうした神社ないし社寺の森としての「鎮守の森」は、 自然信仰と一体となったローカルなコミュニティの拠点としての貴重な性格をもってきました。
　こうした「鎮守の森」を、 再生可能エネルギーの分散的整備や地域再生、心身の癒しなどの現代的な課題と結びつけ、その新たな意義を再発見していくのが「鎮守の森コミュニティ・プロジェクト」です。
　本セミナーでは、こうしたプロジェクトを進めてきた鎮守の森コミュニティ推進協議会の10年の歩みを振り返るとともに、鎮守の森・自然エネルギープロジェクト、鎮守の森セラピーなど本プロジェクトで進めている活動や研究を紹介し、その課題や今後の展望を考えることを通じ、ローカルから出発してグローバルへと至る持続可能な福祉社会のありようを探っていきます。

●プログラム
・鎮守の森コミュニティ・プロジェクトとは　　広井良典（京都大学人と社会の未来研究院教授）　　
・鎮守の森コミュニティ推進協議会の趣旨と活動
　　宮下佳廣（一般社団法人鎮守の森コミュニティ推進協議会代表理事）　　　
・秩父における小水力発電の展開
　　江田徹（陽野ふるさと電力株式会社代表取締役社長）
・鎮守の森と心身の癒し
　　倉橋陽子（鎮守の森コミュニティ研究所特別研究員、山の上のヨーガ教室主宰）　　
・鎮守の森と再生可能エネルギー
　　小池哲司（ダイナックス都市環境研究所研究員）　
・鎮守の森の現代的意義
　　田中朋清（石清水八幡宮権宮司）　
・質疑応答　

　申し込みは以下のサイトよりお願いいたします。
　https://peatix.com/event/3832910