広井良典教授が外務省「国際社会の持続可能性に関する有識者懇談会」第1回会合で報告を行いました（2024年4月22日）。
　本懇談会は、上川陽子外務大臣の下、SDGsの期限年である2030年以降も見据えながら、成長と持続可能性の確保のあり方について、各界の知見を得ながら自由闊達かつ創造的に検討を進める趣旨で設置されたものです。
　今回開かれた第1回会合では、広井教授と近藤英里奈委員（G7/G20 Youth Japanメンバー）が報告を行い、この中で広井教授は、AIを活用した未来シミュレーションについて説明するとともに、「若い世代が未来に対して希望をもつことができること」「日本は、環境・福祉・経済が調和した「持続可能な福祉社会」と呼びうる社会を率先して実現し、世界に発信していくべきポジションにある」「AI技術も活用しながら、グローバルレベルを含め、持続可能な社会のあり方を分析、構想していくことが重要」等の内容の報告を行い、続いて上川大臣及び委員の間で活発な議論が行われました。
　なお本懇談会には、人と社会の未来研究院副研究院長の出口康夫教授も委員として参加されています。

関連サイト

• 国際社会の持続可能性に関する有識者懇談会の立ち上げ｜外務省 (mofa.go.jp)
• 「国際社会の持続可能性に関する有識者懇談会」第1回会合の開催（結果）｜外務省(mofa.go.jp)