お知らせ

  • HOME
  • >
  • お知らせ
  • >
  • 河合教授のインタビュー記事「対話のカタチ」が京都新聞に掲載されました

河合教授のインタビュー記事「対話のカタチ」が京都新聞に掲載されました

2013.01.04

河合俊雄教授のインタビュー記事が京都新聞1月3日付の文化欄「新春2013 対話のカタチ(1)」に掲載されました。 激動の現代、求められる「対話」の可能性と難しさについて、5名の識者がそれぞれの立場から時代を捉え考察、提言する連載企画の第1回に河合教授が登場しました。

IMG_6460.jpg『グローバル化の中で 反比例的に狭まった視野 ”目に見えぬもの”に普遍性』 京都大こころの未来研究センター教授の河合俊雄さんは、村上春樹さんの小説を心理学的に読み解くことなどを通して、グローバル社会に生きる人々の心のありようを研究している。世界10億人がフェイスブックやツイッターを使う今、日本をはじめとして、現代人のコミュニケーションはかえって偏狭になったと河合さんは言う (略) 河合さんはかつて日常に溶け込んでいた「目に見えない世界」が持つ普遍性に注目する。鍵を握るのは「物語」だという (記事より引用)

130104kawai.png河合教授は、インタビューの中で自身が研究する村上春樹作品「ねじまき鳥クロニクル」について触れ、登場人物が全く違う次元の世界に入り込むことが現代人の共感を呼んでいると考察しています。こうした内容については、著書「村上春樹の『物語』―夢テキストとして読み解く―」でより深く詳細に取り上げられていますので、ぜひこちらもお読みください。 河合俊雄著『村上春樹の「物語」―夢テキストとして読み解く―』(新潮社の書籍紹介ページへ)