こころの支援について

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京都大学
LINEこころの相談室

【SNSカウンセリングとコミュニティ支援】ご契約企業募集について

京都大学人と社会の未来研究院では、臨床心理学分野の研究者らが【SNSカウンセリングとコミュニティ支援】についての研究を推進しています。本研究では、地域企業で働く従業員にご利用いただけるLINE相談を行っております。ご関心をおもちの企業様はぜひお問い合わせください。

プロジェクトの概要

働く人のメンタルケアの必要性が高まる中、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を用いた新しい心理支援の形が構築されつつあります。本研究院では、まだ新しいこの相談システムをよりよいものとするため、SNS相談が開始された直後より、技法や理論的基盤、適切なシステム構築についての研究を行ってきました。

本事業はその一環として、臨床心理学の専門家チームによる相談窓口を開設し、対象企業の従業員とそのご家族に対して、LINEを用いた心理カウンセリングサービスを提供するものです。
従業員へのこころのケアサービス・地域コミュニティへの支援を目的とし、臨床心理学の専門家が対応いたします。

これらは研究の一環でもあり、データ等を現代の心の課題に関する研究に使用する場合がございます。ただし、研究成果について学会等で報告を行う場合にも、プライバシーには十分な配慮を行っており、個人が特定できる形でデータが公開されることは一切ございませんのでご安心ください。
ご関心のある企業のご担当者様は、メールにてご連絡ください。

お問い合わせ

宛先:SNSカウンセリングとコミュニティ支援プロジェクト
kokoro_line*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変更してお送りください)

本相談室の特徴

利用者様ご自身のスマホからLINEを通じて相談ができるため、どこでもご利用可能で話しやすい窓口です。匿名性を保った形で相談が可能なため、身近な人には相談しにくいことでもお話していただきやすいことも特徴のひとつです。
企業様にはご利用実績を相談者様のプライバシーに配慮した形で定期的にフィードバックいたしますので、データを社内のニーズや課題の把握にご活用頂くことができます。心理的なストレスや症状を抱える従業員のセーフティネット、企業としてのリスクマネジメント、子育て支援・介護支援などのワークライフバランスの改善等にも寄与することが可能です。専門的な心理相談のサービスを、従業員の皆様の心身の健康維持向上にぜひお役立てください。

契約をご希望の方

企業単位で契約していただきます。(部署単位でも契約が可能な場合があります。ご相談ください。)その後、従業員の皆様に利用方法等をご周知ください。

相談を利用できる方

対象企業に在籍する従業員とそのご家族までが利用可能です。

相談内容

基本的にどのようなことでもご相談可能です。お仕事のこと、職場のことだけでなく幅広い相談が寄せられています。
例)体調のこと、仕事のこと、家族・友人関係、子育て・介護のこと、自分について etc.

ご利用料金

ご利用人数に応じて
設定しております
(従業員お1人当たり
月額100~200円程度)

開室日時

月 11-12 回* (週 2-3 回)
19 時〜21 時

相談スタッフ

臨床心理士・公認心理師*が中心となっています。
SNS(LINE)カウンセリング事業の立ち上げに関わってきた専門家や、臨床経験 30 年以上のベテランの専門家が、監督指導を行う専門性の高い窓口です。

* 基本的に月12回ですが、年末年始等が含まれる月は11回となる場合があります
* スタッフの中には京都大学の大学院生が含まれます。大学院生は実習として臨床実践を行いますが、臨床心理学の専門的知識を身につけており、臨床心理士も含まれます。